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診断・治療 実績例(1)欧州アカマツ
平成21年旭川市宮前東で市民活動交流センター(COCODE)の外構工事を行っている時、当社現場代理人より現況の植生が衰退気味であるため植栽基盤の診断を行ってほしい。 また、園路造成に伴い盛土される場所に大きな欧州アカマツがあり移設以外の方法で対応できないかと、市側と協議しているが良い案が今のところなく困っていると報告を受けた。
現況
若干衰退気味、地盤が固く根が地表を走る
植栽基盤の診断(1)
検土杖によるサンプリング採集と土性検査
植栽基盤の診断(2)
長谷川式土壌貫入計による土壌硬度の検査
植栽基盤の診断(3)
長谷川式簡易現場透水試験
植栽基盤の診断(4)
土壌断面、土層区分、根系の分布、土性・土色・水分状況
植栽基盤の診断(5)
PHの調査(土壌酸度)、ECの調査(電気伝導度)
上記の検査により、植生が十分生育できる植栽基盤の造成を行った。

園路の計画で90p以上盛土(水色のラインまで盛土)される事となった欧州アカマツ上根及び根鉢側面に酸素を供給できるように土壌改良工事を行った。
(平成21年10月撮影)
施工後1年10カ月たった現在、根づまり、根腐れのないまま生育している。
(平成23年8月撮影)